なぜ「ロン」かと言いますと・・・
「ロンちゃん」というあだ名で呼ばれるようになったのは、今から16年前までさかのぼります。私の本名である、諭(さとし)という字を、教え子である女子が、論(ロン)と読み間違えたことが始まりです。それ以後「ロンちゃん」と、呼ばれるようになりました。私もそのあだ名がとても気に入り、今日まで続いています。そして、これからも「ロンちゃん」と、呼んでもらいたいと思っております。「ロンちゃん」と、呼んでいた教え子が、大学に進学したり、卒業したりして、「ロンちゃん、いますか」と、訪ねてきます。そして、25年前ぐらいの教え子は、結婚し、子供ができ、私に子供を預けてくれます。その子供が「ロンちゃん」と、呼んでくれます。30年間余りに渡って、この元住吉で、塾の仕事を続けてきました。その流れが、このような結果につながっていることがうれしくてしかたありません。そして、このような「人」と「人」のつながりを大切にしていくことが私の大事な仕事であると確信するようになりました。塾を開設するにあたり、いくつかの場所を考えましたが、結局、「人」と「人」のつながりを考えると、私は元住吉から離れることができませんでした。これからも「人の輪」に囲まれて、この元住吉の場所で、これからも一歩・一歩、歩いていこうと思っています。これからも、よろしくお願い致します。
刊行誌「共に歩む」2008年 6月号
気になっている言葉がある。その言葉は次の言葉である。
「心が変われば行動が変わる」
「行動が変われば習慣が変わる」
「習慣が変われば人格が変わる」
「人格が変われば運命が変わる」
私がこの言葉と最初に出会ったのは、プロ野球選手である松井秀喜を育てたと言われる、星稜高校の山下智茂監督が、何かにこの言葉を書いていたのを読んだ時である。そして、最近、この言葉は色々な分野の指導者といわれる人が好んで使用しているようで、よく見かけるようになりました。
確かに、この言葉はとても魅力的な言葉である。おそらく、これからも教育の場や、企業の場で好んで使われていくでしょう。
しかし、この言葉はとても危険な言葉だと思います。
この言葉で一番大切な部分は、最初の『心が変われば』というところだと思いますが、どう考えても、2つ目の『行動が変われば』からが、色々な現場で実践されているような気がしてなりません。特に、これから伸ばそうとしている学校や企業に採用されているような気がしてなりません。
この言葉が、『行動が変われば』から始まるとしたら、企業戦士、受験戦士の育成になってしまいます。
心が変わっていない子、なかなか心が変わっていかない子にとっては、わき道にそれていくしかありません。
大人の枠組みのなかで、心が定まっていない子どもたちが、急いで立派(?)な人間に育てられようとしているようにしか思えません。
かなり前になりますが、ある学校に、最初に書いたような言葉を使う校長先生がいました。その学校は評判となり、生徒も集まり出し、伸びていきました。
しかし、・・・内部の教師や卒業生の不満・・・等で・・・今は低迷しています。
刊行誌「共に歩む」2007年 4月号
中学受験を指導していて、色々な子にめぐり合いましたが・・・10年前ぐらい教えていた子にこんな子がいました。
家に、車もテレビもクーラーもない女子の話です。ほんの10年前ぐらいのことですから、一般的には信じられないことです。私も、そのことを本人から聞いた時は冗談だと思いました。そして、・・・家族での旅行は、ほとんど山登りです、家族でリュクを背負い、電車に乗って、現地に着いたら、後は歩く・・・泊まりはテントです。当然、子どもによって違うとは思いますが、その子は、素直で、忍耐強く、想像力のある子に成長していきました。・・・『ない』ことが、その子を素直に、忍耐強く、想像力のある子に育てたと思います。
年々、子どもたちの忍耐力は弱ってきています。そして、想像力がなくなってきています。このことは、長い塾教師の経験の中で痛切に感じていることです。
一つには社会が豊か?になってきたことが一番大きな要因だと思います。自分から求めるのではなく、与えられるものから選択していく・・・興味のあることはやる・・・分かろうとするのではなく、分からせてもらおうとする・・・待ちの姿勢が強い。
どんなことにもいえることですが、何かができるようになるためには、向かう気持ちを保持しながら、一定期間辛抱する期間が必要なのです。その辛抱している間に、体の奥で、『出来るようになる芽』が成長しているのです。そして、その芽を成長させていかなければならないのです。・・・子どもが悩んでいる。困っている。・・・実はこの時が大きなチャンスなのです。その時に、先回りして、物分りのいい大人になってはいけないんだと思います。何かいいものをあてがってはいけないんだと思います。・・・かわいい子には旅をさせろ・・・方向を変えないで、その子なりに解決するのを待つべきです。子どもの成長するチャンスを奪ってはいけないんだと思います。
6年生は現在勉強に向かっています。5年生に比べると比較にならないほど、勉強を自分のこととして捉え始めてきています。しかし、今は受験勉強の入り口に入りかけているだけです。まだまだ準備段階です。今の時期の、1・2ヶ月の勉強は決してテスト結果に結びつくものではありません。何事をやるにしても、出来ない期間が必要なのです。その時に、次の段階をむかえる芽が育っているのです。
・・・・ 苦労しなさい。逃げなければ確実に成長しますよ。
刊行誌「共に歩む」2007年 2月・3月合併号
15年ぐらい前だと思いますが、次のような文を書いたことがありました。
公教育においては子どもの学力に責任をもつことを放棄しています。子どもの学力を守るために何をしたらいいのか、各家庭に任されている時代がきています。・・・通塾率が高まり、そして、中学受験率は高くなっていくでしょう。・・・
今年の多くの塾の説明会では、受験者が増え、受験は厳しかったという説明が多かったと思います。15年前に書いたことが現実になってきています。そしてこの傾向は、経済の動向に影響をうけるとは思いますが、しばらくは続くと思われます。塾にとって、私学にとっては、ニンマリの時代が来ているのかもしれませんが・・・ひょっとしたら、子どもにとっては不幸な時代が来ているのかもしれません。
塾人である私がこのようなことを書くことは不思議に思うかもしれませんが、子供を預かっている立場として、伝えていかなければいけないことだと思っています。今まで以上に子供たちの心が荒れる時代がこれから来ます。そして、その原因は子どもにはないのです。大人にあるのです。大人の都合である経済活動の中に、子どもたちが飲み込まれているのです。塾同士の競争の中で、色々な情報が飛び交い・・その気にされた、必要のない競争の中に、飲み込まれているのです。
早い時期から学習面だけを強調して、その能力だけを無理やり開いていくことはとても危険なことです。その子らしさを保ちながら、その子が気づき、その子が自分から求めて勉強していく・・・このように、自然に近いかたちで成長させていく・・・このことを、もっともっと深く考えなければならない時代がきています。
刊行誌「共に歩む」2007年 1月号より
自分だけがよければいい、そんな時代ではありません。
最近「災い」が多すぎます。それは人災かもしれませんし、天災かもしれません。その災いから身を守るためにも、個人の力ではどうすることもできません。みんなで力を合わせることが必要です。相手のことを思い、共に幸せになろうとする時代が確実にきています。
受験勉強もまったく同じです。点数を気にしたり、偏差値を気にしたり、自分だけがよければいいと考えがちです。しかし、人の輪に囲まれ、みんなで幸せになるやり方があるはずです。勉強は、テストの結果だけで終わるものではありません。結果の良い子もいます。結果の悪い子もいます。大切なことは、共に幸福になろうとする輪、家族の輪・先生との輪に囲まれて、その時その時に、その子のできる範囲のなかで精一杯がんばっていくことだと思います。そして、そのがんばりを支えるのが親であり、私達教師です。そのがんばりのなかで、その子の能力が徐々に開花していくものだと思います。
新しい1年が始まります。新しい『共に歩む』の始まりです。新たな気持ちでがんばっていきましょう。
学習の部屋について
ご覧になっている方もいらっしゃると思いますが、ホームページに『学習の部屋』をアップしました。今は、未完成ですが、来年の2月から本格的に動きだしていきます。少しでも、共に歩んでいけることを祈っております。
(『学習の部屋』をアップしたことにより、先月まで掲載していました『合格への道しるべ』は今月より掲載しませんのでよろしくお願い致します。)
刊行誌「共に歩む」2006年 12月号より
RON進学塾の次のステージとは
子どもを育てることに対する教師の考え方、そして、第2教室の開設によって環境面の整備は整いつつあると思います。次にやらなければならないことは、子どもたちの能力を最大限に開花させるために、自然の流れにも似た子供の成長に合わせたカリキュラムの整備です。楽しく勉強が続いて、最後に結果をだすことが出来るカリキュラムの作成です。
まずは新5年・6年のカリキュラムを作成していきます。
算数の例 5年・6年の2年間(24ヶ月)を3期に分ける
・第一期 (8ヶ月) 5年2月〜5年9月
算数の基本概念だけを学習します
小数、分数、約数・倍数・割合、速さ・平面図形・立体図形・線分図、面積図 等
・第二期 (8ヶ月) 5年10月〜6年5月
RON進学塾では、6年生の4月から外部模試に参加していきます。まず、最初の模試は第1回合不合予備テストです。この模試で、基本問題が解けるように、この8カ月間で学習していきます。第一期で育てた基本概念を、四谷大塚の『四科のまとめ』を使って、基本問題が解けるようにしていきます。
・第三期 (8ヶ月) 6年6月〜6年1月
トコトン勉強する6年生をスローガンに、最後の追込みを行います。
* 詳しくは後日
聞いて理解する子を育てる(算数) 2月から実行することですが、その日に習ったことはその日に確認小テストを実施する。合格しなければ、残し・呼び出しがある。この形を作り上げていきます。後でやればいいとか、親がどうにかしてくれるとか、・・・そんな甘えた考えにはしない。その場で聞いて理解しなければ・・・ダメダ・・・という意識を植えつけていきます。
刊行誌「共に歩む」2006年 11月号より
第2教室開設のお知らせと来年度の流れについて
木月の祇園町に、現在の場所とほぼ同じ広さの第2教室を開設します。正式な授業の開始は来年の2月からとなります。
長年考えていることがあります。・・・それは次のようなことです。
毎年、入試が近づくにつれて大きく成績を伸ばしていく強い子がいます。そのような子に共通していることがあります。それは好奇心旺盛な、やる気に満ちた、子どもらしい子どもということです。このような子供をどのようにしたら育てることができるのか・・・・それに対する一つの答えは、子供らしい自然界の流れにも沿った成長過程にあると思います。子どもの成長過程を踏まえ、その成長に合わせて、手順をしっかり踏んでいけば、自分から勉強に向かっていく強いが子が育っていくと考えています。
以前から、小4までの指導と、5・6年の指導の仕方のあり方は違うと考えてきました。小4までは自己形成ができていないこともあり、躾面も含めた、母親的発想で育てることがとても大切なような気がしてなりません。受験を意識させず、個性を認め、温かく包み込みながら、楽しく、やるべきことをやらせていく、このことがとても大切だと考えています。
小5頃になると、精神的にも、肉体的にも大きく成長してきます。自我も芽生え始め、社会にも適応していく時期になります。この時期から父親的発想で指導することが大切だと考えています。この頃から、個性を認めながら、徐々に受験を意識させ、楽しく、逞しく受験に向かっていく子、そして、結果の出せる子に育てていきたいと考えています。
上記のことを踏まえ、来年度からのRON進学塾の流れは次のようになります。
@ 第2教室 2・3・4年生専門
第2教室では、その子の素地を温かく包み込み、小4を最終学年と考え、その素地を磨いていきます。
A 第1教室 5・6年生専門
第1教室では、結果の出せる子を育てていきます。この場所は合格道場になっていきます。
これからも子供たちの成長を第一に考え、スタッフの充実、環境面の充実を考えていきます。また、学習内容の充実をはかるために、ホームページ「学習の部屋」(仮称)の作成を急いでいます。塾での勉強を通しての子供の様子が、家庭に届くことを願っています。これからもよろしくお願い致します。
塾長 齋藤 諭
刊行誌「共に歩む」2006年 10月号より
想うことは大切だ。想いは人に伝わり、人を動かすと私は信じています。想いは言葉になり、行動になり、愛情になり、幸せにつながると信じています。子育ての上手なお母さんになる方法・・・子供のことを想って、想って、やって欲しいこと、やってはいけないこと、子供にていねいに語りかけるように教え込むことが大切です。そして、愛情一杯、抱きしめてあげることが大切です。
4年生頃までは、まだまだ本能で動いています。ですから、お母さんの存在はとても大きいわけです。4年生頃までは、競争原理を持ち込まず、しっかり愛情を注ぎ、愛されている自分、存在をしっかり認められている自分、・・・このような意識を子どもにしっかりうえつけることが大切です。このように精神的な基盤をしっかりつくりあげることが、5年・6年の成長につながっていきます。精神的な基盤がしっかりしていない子は、いつになっても不安で、自分の足で歩いていこうとはしません。困ったことがあると、すぐに他人のせいにして、自分で責任を取ろうとはしません。
5年生頃から、精神的にも肉体的にも大きく成長してきます。この頃から、社会の中でがんばることを徐々に教えていったらいかがでしょうか。次の表現を理解してもらえるのかどうか分かりませんが、この頃から母親的発想から父親的発想に徐々に切り替えていったらどうでしょうか。
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受験は山登りと似ています。子どもが自分の足で一歩一歩頂上を目指して登っていくことが一番大切です。そして、子供が自分の足で頂上に立った時、大きな感動が生まれます。
刊行誌「共に歩む」2006年 9月号より
以前にも植物のことに関して書いたと思いますが、再び書いてみたいと思います。実は、少し前に、あるお母さんからヒマワリの苗を頂きました。今、そのヒマワリが、塾の前の花壇で、立派に育っています。日々その成長ぶりを見ていると、どうしても子どもの成長とダブってしまいます。このヒマワリは、9月に花を咲かせるそうですが、どんな花を咲かせるのか、今から楽しみです。
花壇のヒマワリは、今は大きく成長していますが、もとはといえば小さな種だったはずです。その種のなかに、大きく成長すること、きれいに咲くこと、それらのおおもとが備わっていたわけです。気温・水など、成長に必要な最低の条件を満たしてあげれば、一粒の小さな種が大きく成長して、きれいな花を咲かせるわけです。
子どもの成長においても、同じようなことがいえるのではないでしょうか。どの子にも、成長に必要なおおもとが、その子のなかに備わっています。成長に必要な環境を与えていけば、子どもは、自分自身で成長していくのではないでしょうか。
確かに、誕生してからある時期までは、親がしっかり包み込んで育てなければなりません。しかし、ある時期がきたなら、大きく包み込みながら、強い指導者という立場ではなく、よきパートナーの意識に切りかえて子どもに接する必要があると思います。繰り返しになりますが、子どもには、成長に必要なものは総て備わっています。できる限り手を加えないで、できる限り自然に近いかたちで、その子が気づくまで待つというスタンスで・・・このような姿勢を貫いていくことが、その子の良いところを引き出し、その子自身が一歩一歩自分の足で歩んでいくことに繋がっていくのではないでしょうか。
待つことはつらいことです。ついつい叱ってしまいます。手を加えてしまいます。・・・子どもを信じましょう。
刊行誌「共に歩む」2006年 8月号より
夏期講習の期間ということもあり、時間的に余裕がなく、詳しく書くことができませんでした。今回は約束通りに、前回に続いて、今年の受験の様子を簡単に振り返ってみたいと思います。受験に関しては今後も書いていきますのでご了承下さい。
男子校・合格校
慶応普通部・早稲田(2)・浅野・芝
世田谷学園・鎌倉学園・目黒学園(4)・攻玉社
男子校の受験に関しては、上位校の受験はまったく問題がありませんでした。特に、Aクラスの生徒は、受験した学校に総て合格し、不合校は1校もありませんでした。こちらが驚くほどでした。その一方で、Bクラスでは苦戦した子がでました。このことに関しては、これから一人でも苦戦する子を減らしていくためにも、こちらの反省も含めて、これからも書いていきたいと思います。
共学校・合格校
渋谷教育学園渋谷・神奈大付・多摩大目黒・成城学園(2)
日本大学(2)・横浜創英・文教大・農大一
共学校を希望する生徒が年々増えてきています。特に、女子にその傾向が強いような気がします。首都圏の中学受験率が高まる中で、その傾向は今後も続いていくと思われます。共学校を希望する時に注意することが一つあります。それは入試問題が難しい(懲りすぎた問題が出題される)ということです。当然、問題が難しければ合格点は低いわけですからそれほど大きな問題はないわけですが、過去問をやっている時に、難しいということに負けてしまい、入試前に弱気になる子がいることです。特に女子にその傾向がありますので注意して下さい。自分が入りたいと決めたからには、たとえ問題が難しくても絶対諦めないことです。
刊行誌「共に歩む」2006年 7月号より
今回から、今年の卒業生の様子を書いてみたいと思います。実は、今まで何度か書くことに挑戦してみましたが、途中で書けなくなってしまいました。受験は人間臭い、ドロドロしたものです。それぞれの人間の想いが空中を飛び交っているものです。その生々しさが頭から離れるまでどうしても時間の経過が必要でした。この時期になり、やっと今年の入試結果を客観的に振り返ることができるようになりました。
今年の受験結果
卒業生 19名 (男子9名・女子10名)
全員合格・全員私立中学に進学
第一志望合格率 79% ・・・・・立派な結果だと思います
1月受験・合格校
香川誠陵・土佐塾 (2名しか受験しておりません)
1月受験をする生徒は少ないのが今年の特色でした。これには理由があります。日能研が、今年から1月に最終チェックテストを実施したためです。このテストを1月受験の変わりに受験するように勧めたからです。今後もその方向で考えていくつもりです。初めての方のために、1月受験について書いておきます。1月には公開の模擬試験はありません。そのために、本番のテストで緊張しやすい生徒のために、1月に実施される千葉・埼玉の入試を受験させ、慣らせていくわけです。特に、2月1日校が第一志望の子は入試の初日に結果を出さなくてはなりません。そのためにこれまでは1月受験を希望する方が多くいました。
女子校・合格校
頌栄・洗足学園・普連土学園・捜真
恵泉女学園・神奈川学園・横浜女学院(3名)
上記の合格校には派手な学校がないために、目ただないように見えますが、受験を知っている方が見たら、なかなかの実績であることが分かると思います。女子は偏差値(四谷大塚)でいいますと、45以上の学校に全員進学しています。もう一つ、自慢できることがあります。それはかなりの生徒が上位で合格していることです。特に母親にいえることですが、感情的にならずに、時間をかけながら子供をしっかり見守っていけば、徐々に成長し、その子自身が結果を勝ち取ってきます。
男子校と共学校についてはまたの機会にします。
刊行誌「共に歩む」2006年 6月号より
先日、あるお母さんと話す機会がありました。その時、このような話をしてくれました。『やるべきことをやっていれば、結果がよくなくても怒らない、しかし、やるべきことをやらなければ、たとえ結果が良くても怒る。』親の姿勢はこの言葉に総てこめられているような気がします。
子供たちは成長する過程で、気づきながら己を知り、それぞれの道を見つけて歩き出していきます。その道がみつかるまでは、子供たちは色々な場を通じて『学ぶ』ことを続けることは当然なことなのです。親が働くことが当然なように、子供たちは『学ぶ』ことを当然しなければならないのです。『学ぶ』こと自体が大切なことですが、問題なのはその結果に対して親の評価が入ってくることです。
ここで提案ですが、『学ぶ』ということと、『結果を出す』ということは別のことであると考えてみたらいかがでしょうか。日々『学ぶ』ということはそれ自体がとても大切なことなのです。お母さんが毎日食事を作る。洗濯をする。このことと同じなのです。お父さんが毎日仕事をすることと同じことなのです。それ自体がとても尊いことなのです。『結果を出そう』ということは、各自の意志の問題であると考えたらいかがでしょうか。お母さんもお父さんも、毎日、おいしいものを作ろう。いい仕事をしようとがんばっているはずです。そのことは本人の意志でなされているものであり、そのこと自体がとても尊いことです。各家庭の料理の味が違うように、そこには個性が認められ、一律に評価されるものではありません。子供たちの『学ぶ』ということもまったく同じことではないでしょうか。
おいしい料理を作ろうとするのはお母さんの意志、良い結果を出そうとするのは子供の意志、これでいいんです。
親の役割とは、生きることそのものを教えることではないでしょうか。当然、勉強だけではありません。日々の生活において、『やるべきことをやる』このことを教え、譲らないことではないでしょうか。家庭という場は、上手い解き方、上手い点数のとり方、要領のいい生き方を教える場ではなく、外で結果の出せる子になるための、色々な栄養をたっぷり与える場ではないでしょうか。以前にも書いていますが、大人は大人で一生懸命やるべきことをやる。そして、子供も、そうあるべきです。その精神が一番大切なことです。
子供たちは家庭と塾とではどちらで本来の自分を出しているのかと思うことがあります。ひょっとしたら、塾が家庭であり、家が戦いの場であるケースの子もいるような気がしてなりません。家に帰りたくないという子もいます。そのような子は、集中力がいつになっても身に着かず、高学年になるにつれて、成績も下がっていきます。また、このような子の親からでる質問が、次のような質問です。この子は勉強のやり方が分かっていないのではないのか、何をやったらいいのかわからないのではないのか。・・・・また次の回に書きます。
刊行誌「共に歩む」2006年 5月号より
ゴールデンウィークということで、RON進学塾も4月29日から5月5日までは休みとなります。基本的には体調を整えたり、旅行したりして精気を養って欲しいと思っております。私達スタッフもこの休みを利用して1年間の疲れをとり、次の目標に向かって進んでいきます。お互いに楽しい思い出を作り、5月からまたがんばりましょう。
それでは前回の続きを書いてみたいと思います。テーマは『基礎体力をつくるためにはどうすればいいのか』ということです。学年が上がるにつれて、成績が伸びていく子がいます。そのような子はどのような子なのか、今までの経験から書いてみたいとと思います。
1 元気な子 (授業中は多少うるさいかもしれません)
2 自分の力で解こうとする子
3 テストの結果でくよくよしない子
4 最近の出来事をよく話す子
今まで何回も書いていますが、勉強に限ったことではありませんが、その子にできることは、その子の中にすべてあるわけです。その子のなかに備わっているものを引き出してあげればいいわけです。言い換えれば、その子が持っている能力を開花させてあげればいいわけです。その能力を開花させることができる状態にすることが、受験に向かうための基礎体力といってもいいと思います。成績が伸びる子のパターンを上に書いてみました。もちろんこれだけではありませんが、ここで言いたいことは、元気のよい、子供らしい子供が最終的には成績を伸ばしているということです。今、できなければ、できるようにさせてあげたい。それが親心だと思います。これはとても大切なことですが、一歩間違うと、子供が本来もっている子供らしさを失い、自信のない子を育てることになります。4年生・5年生ぐらいまでは、親の強制で成績は維持できるかもしれませんが、6年生になり、そして、受験が近づくにつれて、成績が下降していく子になる可能性があります。このことについは、また次回にします。
最近思うこと
結果をだすために何が大切なのか、その子が結果に責任をもつようになり、その子自身が結果を出そうと向かうことです。そのために一つの提案ですが、今の結果を子供に求めるのではなく、もっと大切な原点に戻ったらいかがでしょうか。子供が、塾に通っている事を褒めたらいかがでしょう。もっと極論を言えば、子供が健康に生きていることに感謝したらいかがでしょうか。褒める・感謝する・そして一緒にいることを喜ぶ。そのことが、子供の能力を開花させる最短距離だと思います。
刊行誌「共に歩む」2006年 4月号より
3月21日の説明会には多くの方に参加頂き本当にありがとうございました。今後はその説明会で話せなかったことを思いつくままに書いてみたいと思います。
不安をもっている方がいると思います。特に、初めてのお子様の受験勉強ならなおさらだと思います。現状のわが子を見て、幻滅したり、このままでいいのかとあせったり、親の心配は絶えることはないと思います。説明会でも話しましたが、二者面談を行っていますので申し込んで下さい。子供たちを育てるためには、この冊子の表題通り、『共に歩む』ことが大切です。力を合わせていくことが大切です。
但し、今年の卒業生の結果から判断しても、基本的にはそれ程心配する必要がないというのが結論です。今年の卒業生の1年前・2年前のことを考えたら、今年の在籍生と同じようなことをしていました。私たちはその過程を知っています。そのことについては積極的に話していかなければならないと思っています。
子供が目標をもって、自分からその目標に向かって勉強していく。私たちはそれが一番いい形だと考えています。それを理想という言葉で片付けないで、そのことが子供にとって一番いいことだと分かっているなら、その理想を現実のものにするために、がんばっていくことが大切だと考えています。そのために力を合わせていきましょう。
実りある受験をするために
まず目標について考えてみたいと思います。子供自身が、友達関係・本・テレビ等の影響で目標をもつこともありますが、その目標は現実的な目標ではなく、単なる夢で終わるケースがほとんどです。もちろん、子供が言っていることを完全に否定することはよくありませんが、子供の性格は親が一番よく分かっているわけですから、親がある方向性をもって、子供に目標を持たせていくことはとても大切なことです。(塾としては、その目標になるアドバイスを与えます)ここで大切なことは、親が子供に方向性をもたせるわけですが、そのことを子供が自分で選択した気持ちにさせなくてはならないことです。ここが一番大切なことです。大人でも同じですが、自分のこととして捉えない限り、絶対、本気では向かっていきません。
次に大切なことは、目標をもって、いざやろうとしても、できなければその子は挫折します。大切なことは、本格的にやる前に、基礎学力をつけてあげることが必要です。基礎学力の考え方ですが、私にとっては基礎体力といってもいいような気がします。基礎体力のつけ方は次回で書きます。
刊行誌「共に歩む」2006年 2月・3月合併号より
『創造力』という言葉が気になりだしたのはかなり前です。算数の問題を解けるようにするためには、処理能力を高めるというより、創造力を高めるというふうに考えるほうが正解でないのかと考えるようになったからです。そんな時、中央公論の新書だと思いますが、川喜田二郎の『KJ法』という本に出会いました。これが私の求める創造力だと思い、東横線の学芸大にある研究所を訪ねて、『KJ法』の研修をうけました。自分勝手な解釈かもしれませんが、創造するということは、この世にない何か新しいものをつくりだすわけではなく、事実を素直に受け入れ、その事実の根底に流れている本質に気づき、それらを組み合わせていくことであるというのが結論です。当時、どうしてこんな単純なことに気づかなかったのかと、悔しい思いした記憶があります。算数の問題を解くという行為は、問題に書かれている一つ一つの事実が訴えていることを汲み取り、『あっ・そうだ』と、気づき、それらを組み合わせていくことです。私流の解釈であるかもしれませんが、それが立派な創造の世界なのです。
なぜ、このようなことを書くのかと言えば、今日の社会の中で、子供たちの創造性をつぶしているケースが多すぎるような気がしてならないからです。色々な事実(問題)を与えても、気づけない多くの子供を作り上げているような気がしてならないからです。教材・システム・テスト等が整いすぎて、気づく必要がなく、また、追われるように勉強するために、気づくための余裕がなく、処理能力だけが求められているような気がしてなりません。問題が解けない時、子供たちはこう言います。解き方が分からない。1000題問題があつたら、1000個の解き方あると思っています。その1000個を全部覚えなければ、問題が解けないと思っています。まさしくコンピュータです。今日の日本の子供の学力は、以前と比べると、格段に学習環境がよくなっているにも関わらず、低下しています。まさしく創造力の低下が大きな原因だと思います。
川喜田二郎先生は、私が研修を受けた時、ビールを片手に、こんなことを話してくれました。『混沌から創造性』。まさしくこの言葉だと思います。子供たちは混沌の中にいます。その混沌の中で、子供自身が、一歩・一歩、歩みながら気づいていかなければなりません。大人の役割とは、子供が気づける状況を作ってあげることだと思います。
刊行誌「共に歩む」2006年 1月号より
地元の公立中学校には進学したくないという理由だけで、5年生の途中から受験勉強を開始した女子の話です。最初の目標は、近くの女子校です。まさしく、その子の受験はゼロからの出発でした。最初のうちは、自信がなく、質問をすることもほとんどありませんでした。ところが、塾が好きになり、勉強すること自体がとても楽しくなり、時がたつにつれて、積極的に受験を意識するようになりました。面談等で話し合っていくうちに、色々な学校に興味を持ち始め、徐々に目標校のレベルが高くなっていきました。まさしく、その子の受験はゼロからの積み重ねでした。そして、最終的にその子が選択した学校は、御三家の一つでした。そして、見事に合格していきました。
『ゼロからの積み重ね』この考え方はとても大切だと思います。多くの場合は、最初からある基準を設定しようとします。そして、その基準を満たすために多くの情報を手に入れて、形のあるものを求め、そこに自分の子供をあてはめようとするのが現状だと思います。しかし、そのやり方は、その子に十分資質があれば、その基準を満たしていくと思いますが、多くの場合は、その基準を満たすことができなく、その基準を下げていくのが現実だと思います。確かに、我が子にそうであって欲しいという親の願望があるかもしれません。しかし、主人公は、その子ども自身です。総てはそのこども自身から始まっていなければなりません。子供の資質をしっかり確かめながら、その子のよさを引き出しながら、一歩・一歩、共に歩んでいく姿勢がとても大切だと思います。
子供にとって一番大切なものは、存在感です。認められている自分、愛されている自分です。それが否定されると、反抗的になったり、無気力になっていきます。子供にとって一番存在を認めて欲しい人は、当然、親です。親に認められたくて、親に愛してもらいたくて、懸命に努力しているのが子供です。子供の存在をしっかり認めるためにも、ゼロから積み重ねてみませんか。ゼロから一つでも上がったことを喜んでみませんか。そこに、存在を認められた活き活きとした子供が存在します。
刊行誌「共に歩む」12月号より
この通信も本年度最後になりました。本年度も多くの方にご協力頂き、おかげさまで塾の運営も軌道に乗ってきています。これからも子供たちが安心して、楽しく通える塾を目指して、がんばっていきますのでよろしくお願い致します。
今は、受験生のことで頭が一杯です。全員が合格し、心から笑えることを祈って授業を続けています。そんなこともあり、塾の正月は2月だと考えています。受験が終わり、それぞれの子供の進路が決まった時です。それまで、保護者の方も本当に大変だと思います。受験が終るまで一緒にがんばっていきましょう。最後の最後まで、強い気持ちで子供たちを包みこんでいきましょう。
過去のことを後悔したり、責めたりしないで、今のこと、そして、これからのことだけをしっかり見て、前を見て歩いていきましょう。絶対合格します。
1月1日は子供たちと(受験コース・6年)一緒に住吉神社にお参りに行ってきます。そして、みんなでお餅を食べ、思いっきり勉強します。
刊行誌「共に歩む」11月号より
毎年のことですが、この時期になると、3年・4年生のお子様をお持ちの親は迷い始めていると思います。勉強のこと、塾のこと、・・・しかし、慌てる必要はありません。というのは、勉強ができること・偏差値があがることだけが子供の成長ではないからです。どうも、順序が逆になっているような気がしてなりません。子供が豊かに成長しているから、勉強ができるようになり、偏差値も上がるわけです。早い時期から、『カリキュラム重視・テスト重視・情報重視』の環境におかれた場合、『理解させよう・偏差値を上げよう・周囲と同じにさせよう』と、ある意味では、ノルマを課せられた企業戦士をつくりあげるような発想が起こってきます。大人の世界ではあたりまえのことですが、一部のできる子供以外は、失うものが多すぎます。どうしても、周囲のことが気になると思います。しかし、不安を振り払い、我が子の手をしっかり握り締めて、ゆっくり歩んでみたらいかがでしょうか。親の温もりと、ゆっくりとした歩のなかに、豊かな成長があります。そして、豊かに成長した子は、目標を持った時に、自分から勉強に向かっていきます。
塾の前に花壇があります。塾を開設してから5ヶ月が経ちましたが、その期間に何種類かの花を植えてみました。そして、今もいくつかの花が咲いています。毎日、その花を眺めてから塾に入るのが私の日課になっています。どうして草花は大きく成長して、きれいな花を咲かせるのか・・・それらのことが、すべて草花の中に備わっているとしか言いようがありません。日光等は、それを手助けしているにすぎません。同じように、『やる気』のもとはその子の中に存在しています。その子の中にある『やる気』が、どのようにしたら、豊かに開花していくのか・・・・その答えは草花の成長過程にヒントがあるような気がします。大人の役割とは、太陽のように大きく包み込み、その過程を見守ることだと思います。
刊行誌「共に歩む」10月号より
4年生の終わり頃に、お母さんに連れられて、体験授業に来た男子の話です。授業が始まってもノートを開けない、話を聞こうともしません。そして、最後には、泣きはじめ、「勉強がしたくない」と、叫び始めました。その時は、その子の実情をまったく把握していませんでしたが、私は強く叱りました。「できる・できないはどうでもいい、やるべきことはやる。ノートを開けて書く、先生の話をしっかり聞く、・・・」その子はキョトンとして、泣くのを止め、私の指示に従いました。当然、その子が入塾してくるとは思いませんでした。しかし、次の日に、「よろしくお願いします」と、やってきたことには、正直なところ驚きました。好きなことしかしない、バランスの悪い子でした。その子に直接話しても、面談の時に両親と相談しても、その子は自分のペースを崩さず、5年、6年と時が経っても成績は一向に上がる気配はありませんでした。ただ言えることは、塾は好きで、学校を休んでも塾には来る子でした。そんな彼でも、12月になると、本気で勉強に向かい、彼の成績では信じられないような目標を掲げ、突進していきました。奇跡が起こり、その学校に合格したと書きたいところですが、そんなに甘くはありません。見事に粉砕、進学した学校は、第一志望の学校ではありませんでした。しかし、その子はその学校に合格したことを喜び、そして、その学校に進学できたことを喜びました。
受験が終わり、両親が挨拶に見えました。お父さんとお母さんは、涙を浮かべて、こんな話をしてくれました。「この塾に入るまで、いじり過ぎて、息子には本当に悪いことをしてしまいました。勉強することが嫌いになり、その時は、家庭で話すこともなくなりました。前の塾では、塾にいくことを嫌がりましたが、この塾には、休まずにいくようになり、それがうれしくて、うれしくて、そして、家でも塾のことを話すようになり、一生懸命聞いてあげました。最後の最後に、心から『ガンバル』と、言ってくれたこと、そして、実際、がんばったことが、うれしいです。そして、息子が合格し、進学する学校が最高です。」
現在、その子は、勉強も部活もがんばり続け、学年が上がるにつれて、成績も上がり、中学受験では想像できないような学校に受験ができるような成績になっています。
刊行誌「共に歩む」9月号より
7月に実施された三大模試 (四谷大塚・日能研・首都圏) の合計人数が判明しました。前年比3.7%の増加でした。(昨年は前年比3.4%増) 男子は3.6%増、女子は3.9%増となっています。来春も首都圏入試での受験生は3〜4%の増加になりそうな気配です。
これだけの数字を見ると、入試が難しくなっていくようですが、増加の多くは埼玉・千葉であり、神奈川県は例年と大きく変わらないと思います。ご安心下さい。ここで、このような数字を記載したのは、中学受験が、高校受験、大学受験と比べて、勢いが衰えないということです。そして、最近騒がれている公立校の中高一貫の動きも、今後の中学受験の勢いに拍車をかけていく可能性があります。中学受験は一般化し、確実に重要な地位を占めてきています。これからも真剣に中学受験を考えていくことが必要な気がします。
刊行誌「共に歩む」8月号より
先日、以前に勤めていた塾で一緒に働いていたM先生が遊びに来てくれました。当然、話は教え子たちの話になり、楽しいひと時を過ごしました。
およそ20年前になりますが、以前に勤めていた塾で中学受験コースを立ち上げ、スタッフとして採用したのが、M先生・W先生でした。2人と共に、夢中で中学受験コースを育てていきました。はじめのうちは、いくつかの失敗もありましたが、年月が経つにつれて、信頼される中学受験コースへと成長していきました。私自身、濃密な時を過ごさせて頂きました。年月が経て、色々な事情があり、M先生は私立学校の職員になり、そして、W先生は、残念なことに亡くなってしまいました。結果論かもしれませんが、3人で指導していたあの頃は、私にとっての第一次黄金時代だったと思います。そして、私にとっての塾の原点です。
当時の教え子が、今の塾に遊びに来て、こんなことを話していきました。「私はこの塾を卒業しました。」その子を教えたのは以前に勤務していた塾です。この言葉は、塾とは、物質ではなく、精神であることの証明だと思います。3人で作り上げた中学受験コース、その精神が生きていると思います。新たなスタッフで、その精神を引き継ぎ、第二次黄金時代を作り上げていきたいと思っています。
吉岡先生に加え倉又先生も合流し、夏期講習から本格的にRОN進学塾が船出していきます。
刊行誌「共に歩む」7月号より
6月25日に、チラシを出すことができました。そのチラシの効果もあり、塾の存在が、徐々に知られているような気がします。実際に、夏期講習等の問合せもありますし、チラシを見て、以前の教え子の訪問もあります。次に、チラシの作成を手伝ってくれた柴田さんについて書いておきます。今回は、彼女の手助けがなければ、25日に出すことは出来なかったと思います。本当によくがんばってくれました。編集後記で、教え子であることを書いていますが、もっと正確に書くと、私にロンちゃんというあだ名をつけてくれた人です。そのような縁で、今回チラシの制作を手伝ってもらいました。本当に感謝しております。そして、これからも手伝ってもらうつもりでいます。
これからも、塾の存在を認知してもらうために、チラシを出していきますが、生徒募集の基本は、通塾生・卒業生の紹介であることにはこれまでと変わることはありません。これからも、その原点を忘れずに塾運営を考えていきますので、これからもご協力をよろしくお願い致します。
最後に、『倉又先生が何日くるの』という質問が多いので、改めて書いておきます。7月18日にはこの塾にいます。正式には、夏期講習から授業を受け持っていきます。先日も電話で話しました。今でも飛んでいきたいと話していました。彼の気持ちはこの塾にあります。
スタッフが一人増え、子供達の面倒を、これまで以上に、細やかにみることができると思います。ご期待下さい。
刊行誌「共に歩む」6月号より
新しい塾で、開設の準備をしていると、高校3年生になる卒業生のK君が突然遊びにきました。新しい塾を開くといううわさを聞いて、気になっていたということでした。次に来る時は、他の卒業生と一緒に遊びにくると約束して帰っていきました。
ブレーメン通りを歩いていると、一昨年の卒業生のТさんと出会いました。話を聞くと、新しい塾を開くことをすでに知っていました。「今度、遊びに行きます。」と、言ってわかれました。
うわさの広がりのはやさを感じます。新しい塾を川崎の元住吉に開くと決めた理由の1つに、卒業生が気楽に立ち寄れる場所であることを考えたつもりでしたが、その望みがかなう予感がしてうれしく思っています。
塾の名称はRОN進学塾、この名前をつけることを決心するまで、少し時間がかかりました。ふざけた名前ではないのか、一般には理解できないのではないのか、色々悩みました。かつての同僚であるIさんと久しぶりに会う機会がありました。新しい塾の名称をRОN進学塾にしたいと話したら、「それが絶対いい。」と、言ってくれました。「教え子たちと一緒に集まるいい場所になる」と話してくれました。
隣の駅の日吉で、大学受験を指導している荒井塾 (私が高校生に積極的に進めている塾) の塾長である荒井さんと話した時、荒井さんも、それがいいと言ってくれました。私の紹介で荒井塾に入塾した生徒の様子から判断したということでした。
このような経過があり、恥ずかしいような気がしますが、RОN進学塾と名乗ることに決めました。今は、電話で、『RОN進学塾です』と、返答することには、戸惑いがありますが、1・2ヶ月で慣れると思います。今後ともよろしくお願い致します。
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